千振

千振
せんぶり【千振】
(1)リンドウ科の越年草。 乾いた丘陵地に生える。 茎は高さ約25センチメートルで紫色を帯び, 広線形の葉を対生。 秋, 枝頂に紫の線条のある白い花をつける。 この時期に引き抜く。 全体に苦みが強く, 乾燥したものを当薬(トウヤク)といい, 煎じて健胃薬とする。 和名は千回振り出してもまだ苦いという意。 医者倒し。
〔「千振引く」は ﹝季﹞秋〕
(2)脈翅目の昆虫。 ヘビトンボに似るが小形で, 体長は約15ミリメートル。 体は黒く, はねは暗色で半透明。 初夏水辺に現れる。 ヤマトセンブリ。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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